楽で幸せに生きるコツ

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人に迷惑をかけているのだから、人のことも許してあげなさい(No.118)

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[「人に迷惑をかけるな」と相手を責めるのではなく、

「人に迷惑をかけているのだから、人のことも許してあげなさい」
と共感し、許してあげる優しさが大事である。]

                             
こんにちは。アラッチです。
今日も幸せになる上記の言葉の意味をお伝え致します。

                             
以前「感謝と応援」というサイトでインドの親は
「人に迷惑をかけているのだから、
人のことも許してあげなさい」と子供に教えるとありました。

                             
日本人の親は「人に迷惑をかけるな」と教えます。
それは息苦しさを感じさせますが、
インドのこの教えには温かさを感じます。

                             
人間を理解する基本は
「相手の気持ちになって考えること」(共感)があります。

                             
人は迷惑をかけずには生きていけません。
そこで「人に迷惑をかけるな」
といっても無理な要求です。

                             
人が存在するだけでも、
生きるための行動が起きます。

                             
生きるために食事の確保や準備もいるし、
睡眠のための家の確保など様々なことで
「共同作業」が求められます。

                             
だからどうしても他人に迷惑はかかるものなのです。

                             
自分も他人に迷惑をかけているし、
同時に相手も自分に迷惑をかけて生きている。

                             
だからこそ自分も他人も許してあげることが
重要だと思うのです。

                             
ではどうすれば他人を許せるようになれるのか?

                             
それは他人を「設定の違う自分である」
と考える習慣を身につけることです。

                             
この世界は自分と他人は違うように見えます。
でも「肉体の違い」や「考え方の違い」だけで
基本同じ人間なのです。

                             
もしあなたが相手と同じ、肉体と精神を持って生まれ、
相手と同じ環境で、相手と同じことを学んで経験していたら
相手と全く同じことをするのではないですか?

                             
相手を「設定の違う自分」と考え、
見ることは「相手の気持ちになって考えること」であり、
相手と自分は同じ存在だと思うことです。

                             
そうすることで相手を許し、
多くの人と共感しあえるのです。

                             
また相手に与えることは、
受け取ることというものがあります。

                             
鏡の法則とも言いますが、
自分が相手にした態度を、
相手も同じ態度で返すものです。

                             
好意には好意で、
敵意なら敵意で返してくるのです。

                             
相手を許し共感することは、
相手から自分を許し共感してくれるということです。

                             
弱い人ほど相手を許すことができない。
もし相手を許して今までのことがなかった
とすれば自分が損をする。
なので報復や復讐の思いを消せない。

                             
だから許すということは強さの証でもあるのです。

                             
相手の行動のすべてを許す必要はありません。
ダメなものはダメと抗議する必要はあります。

                             
しかし相手の「存在」を許すことはできるのです。
自分と同じ存在として。

                             
許すことは自分の感情を手放す効果もあります。
嫌な気持ちを抱えたままだと自分が苦しい。
だから相手を許すことは、
その嫌な感情を忘れるためにあるのです。

                             
許すことは自分の癒しでもあるのです。

                             
「人に迷惑をかけているのだから、
人のことも許してあげなさい」
という言葉を胸に刻んで生きてみてください。

                             
相手の人を同じ存在・同じ人間であると理解することで、
あなたは多くの人の共感を得ることができ、
幸せと豊かさを得ることが出来るでしょう。

                             
ぜひやってみてください。