自由を選択する(No.117)
「人間の自由とは、諸条件からの自由ではなく、
自分で諸条件を選択できる「在り方」の自由である。」
こんにちは。アラッチことです。
今日も幸せになる上記の言葉の意味をお伝えしていきます。
全ての人間は幸せ・自分の満足を求めて生きています。
そのためには自由であることはとても重要な要素です。
自由とは、自分の思い通りに
振舞うことができることです。
人は思ったときに思ったことがしたい。
何の我慢もしたくない。
自分の欲望を開放してワガママに生きたいのです。
しかし現実には全ての面でそれは不可能です。
自由とは、一定の諸条件の上で成り立っているので
無条件的な絶対の自由は存在しないのです。
全てのものには「2面性」があります。
要はメリット(長所)とデメリット(短所)が同時に存在するのです。
例えば、仕事について働けば
お金をもらえる・技術が身につくなどのメリットがあります。
しかし同時に、時間の拘束や嫌な労働、
人間関係の強制などのデメリットがあります。
このようにいいことばかりを得ることはできず、
同時に、必ずデメリット=悪い条件を受け入れなければならないのです。
そういう意味において自由=「自分に責る(よる)」
すべての物事は、自分の責任で行う覚悟が要るものなのです。
人間は本当の意味での
無条件的な絶対の自由はありません。
不自由=不足や欠けた点があって困ること(不便)。思い通りにならない。
そういったことが絶対にあるのです。
ただこの現実世界にいるだけで人間は
時空間の制約を受けます。
時空間とは「時間」と「空間」をいい、
移動には時間がかかる=瞬間移動できない、
時間は未来にしか進まない=時間を戻せないなどの制約が存在するのです。
また人間は肉体を持っていることで、
睡眠・食事の必要性・暑さ寒さによる制約・老い・病気などが起き、
また1度に1つのことしかできない制約があります。
ただこの現実世界に生きているだけでも
必ず制約から諸条件は発生し、いつでもそれは付いて回るものなのです。
「何かを得るには、必ず何かを捨てなければならない」のです。
いいとこ取りは基本的にできないのです。
だから人間ができることは、
自分で諸条件を選択できる「在り方」の自由だけなのです。
在り方とは、
自分がどんな存在でありたいかということです。
言い換えれば「理想の自分」です。
理想の自分とは「なりたい自分像」で、
自分の夢・ビジョンともいいます。
例えば、理想の自分が何もしなくて生活できる人なら
「生活保護」を選ぶでしょう。
そのメリットは自由な時間・労働しなくていい、
しかしデメリットはお金がない・遊べない・
お金がないので人付き合いできない=孤独などになります。
理想の自分が大企業の社長なら
メリットは莫大なお金・高い地位や名誉、
しかしデメリットは時間がない・寝れない・いつも気が張っているなどです。
このように人間には
自分の「在り方」を決める自由さがあるのです。
自由とは障害となる
諸条件の除去・緩和で拡大します。
だからこそ「理想の自分の在り方」を追求すること、
自分の満足度を高める自由を求めることが必要なのです。
自由にも種類があります。
お金の自由・時間の自由・人間関係(好きな人とだけ付き合える)の自由・
思考の自由・住む場所の自由・・・・・
そういった自由を満たす「理想の自分像」
在り方(仕事)とはなにか常に考えていかなければいけないのです。
あなたの理想の自分・在り方(夢・ビジョン)は何ですか?
例えば若いうちに莫大に稼いで後はその金で悠々と暮らすとか、
好きな仕事で大きく金を儲ける(セミナー講師)とか、
あなただけの夢・ビジョンがあるはずです。
あなたが思うままに生きられる自由「在り方」を追求し
求めていくことがあなたの幸せに繋がります。
ぜひやってみてください。