楽で幸せに生きるコツ

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一時的な情で動かずに、本当に相手のためになる手助けをしよう(No.130)

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「人は困った人がいれば自然に助けたいという思いが湧いてくる。
だか少し待って考えてほしい。
過度な助けは相手を甘えさせ過度な要求をさせて、自分を苦しめてしまう。
だからこそ本当に相手のためになり、

同時に自分のためになる上手な助け方を心がけよう。」

 

こんにちは。アラッチことです。
今日も幸せになる上記の言葉の意味をお伝え致します。

 

人は困った人がいれば自然に助けたいという
「哀れみ」の心があります。

 

私も思いやりが強いタイプなので
困った人を見るとつい助けたいなと思ってしまします。

 

しかしその時に冷静になって
考えなくてはいけません。

 

私も何度か衝動的に相手を助けようとして
厄介事に巻き込まれたり、大きく損をすることもあったからです。

 

今日、私は近所に出かける際に
ホリキリという人に会いました。

 

彼とは5年前から面識があり、
現在はごみを拾って生計を立てている
60代のおじいさんです。

 

彼は以前生活保護を受けていて、
山谷で生活をしていました。

 

しかし隠れて働いていて
不正自給で生活保護を切られ、
今はゴミ拾いで生活をしているのです。

 

「久しぶり」という挨拶のあとに
いろいろな世間話になりました。

 

「今はゴミ拾いで月30万くらいあって
家も借りたんだ。」「へぇ、すごいんですね」
という感じで雑談をしていました。

 

話の途中で彼は「ただ一つ問題があって
携帯が持てなくて困っている」と言って来ました。

 

彼は以前携帯電話をパンクさせていて
どこでも携帯を作れなかったのです。

 

私はその時、「私が作ってあげようか」と
言いそうになりましたが、
黙って少し考えていました。

 

ホリキリさんも以前他人に携帯電話の名義を貸し、
十万円くらい損をしたことを思い出したからです。

 

彼は収入が不安定であり、高齢です。
人間的には真面目ですが、
体でも壊したら即払えなくなります。

 

そうすればそのつけ(十数万円)が
自分自身に及んで来て自分が苦しむからです。

 

そこで私は
「今はスマートフォンでも新規の会社が出てきていて、
パンクさせた携帯会社じゃないから作れますよ。
楽天電話で調べてみてください。」とアドバイスしました。

 

過度な助けは相手を甘えさせ過度な要求をさせて、
自分を苦しめてしまう。

 

最初はみんな遠慮をしていますが、
慣れてくれば要求がエスカレートしてきます。

 

だからこそ本当に相手のためになり、
同時に自分のためになる
上手な助け方を心がけなければなりません。

 

自分の人生は100%自分が創造しています。
他人も同じです。その人自身がその人の人生を創造しています。

 

過度の助けはその人を甘えさせ、
その人の成長を妨げます。

 

適度な助けは必要だと思いますが、
過度の助けは行うべきではないでしょう。

 

その人の人生はその人のものなのですから、
「その人自身の力でやらせることが基本」です。

 

だから下手な手出しをせずに、
「遠くから温かく見守る態度」も重要でしょう。

 

私も情に流され、多くの失敗をしました。
多額のお金を貸して返ってこなかったり、
いろいろな厄介事に巻き込まれたりと。

 

確かに人を助けてあげて
「ありがとう」と言われると嬉しいです。

 

でもそのことが原因で
自分自身が苦しくなってしまうこともたくさんありました。

 

そして家族にも迷惑をかけて
しまったこともありました。

 

「奉仕は無私の心で行うべきだ」という言葉があります。
最初はそうかと思いやってみましたが違うなと気づきました。

 

「自己犠牲」では
自分(家族)が苦しんでしまうからです。

 

自分の幸せを本当に考えるなら、
「自分を第1に考えなければいけない」のです。

 

幸せに生きる上で、
「損得勘定=経済観念」はとても大切なものです。

 

相手を助けたいと思うことは悪いことでもありません。
しかし、少し待って考えてほしいのです。

 

その行動を取ることでの
「デメリット」と「メリット」(損得)は何だろうかと。

 

思いつきで行動すると失敗して、
自分が苦しんでしまいますから。

 

だからこそ私は自分のためになり、
同時に相手のためになることをメインにするべきだと考えています。

 

私はこの文章を書く事で、
自分の反省・気づきで自分を成長させ、
同時に他の人々の気づきや幸せに繋がったらいいなと
思い、これを書いています。

 

そういった自分も豊かで幸せになり、
同時に相手も豊かで幸せになれる行為を
心がけて行うのが良いと考えているのです。

 

あなたがもし情に厚く人を助けることが好きな人なら、
少し待ってよく考えてから行動してください。

 

自分のことより他人のことが気になり、
自分のことをいつも後回しにしてしまう、あなたです。

 

情けによる失敗をして自分自身が苦しまないように。
ぜひやってみてください。