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殺される覚悟があって初めて、本当に大切にすることができる(No.132)

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「大切とは、「大きく」「切る」と書く。
真っ二つに切られて殺される覚悟があって初めて、本当に大切にすることができる。」

 

こんにちは。アラッチです。
今日も幸せになれる上記の言葉の意味をお伝えします。

 

「大切」とは
「大きく」「切る」と書きます。

 

それは真っ二つに切られて殺されることです。

 

その覚悟があって、
本当に大切にすることだということです。

 

「制約と覚悟」という言葉があります。

 

この世界の全てのことには
必ず「制約」があります。

 

例えば、肉体の関係上、
人は1度に1つのことしかできないとか、
「時間」の制限(1日は24時間)を受けるなどです。

 

人間は1度に1つのことしかできなく、
時間の制限もあるので、
人生でやれることは限られます。

 

だからこそ1つのことに絞る、
1つのことに専念する「覚悟」がいります。

 

人間のエネルギーには限りがありますので、
大切なことを成すにはレーザー光線のように
1つのことに集中する「覚悟」がいるのです。

 

また覚悟とは、自分が殺されても
「自分の信念を曲げない覚悟」でもあります。
例えば恋人が大切だといっても
暴漢に襲われた時に、真っ先に逃げ出すようでは
本当に大切だとは言えないでしょう。

 

本当に彼女が大事ならば、
自分が殺されても彼女を守るくらいの根性がなければ、
いけないでしょう。

 

私の知り合いでNさんという方がいます。
彼は今でも冤罪の件で国と戦っています。

 

彼はやってもいない強盗の罪で
刑務所に5年入っています。
(前の裁判を含めると7年です。)

 

一切の証拠もなく、
ただ元ヤクザだという理由で刑が決まりました。

 

罪を認めてしまえば2年で刑務所を出れましたが、
彼は自分は「やっていないという信念」を貫き、
満期5年の道(実際には7年)を選びました。

 

彼は目の前の「楽」な道ではなく、
苦難に満ちた「信念を貫く道」を選んだのです。

 

刑務所の生活はシャバの5倍はきついといいます。
特に冬は暖房もなく部屋でも霜焼けになるといいます。

 

彼は独房(1人の隔離部屋)で、
さらに孤独に耐えなければなりませんでした。

 

また彼は刑務所で戦うため、
大臣陳情を6~7回したといいます。

 

大臣陳情とは、総理大臣や法務大臣
直接、意見の陳情をすることです。

 

そのためには20日以上の断食と断水をして、
外部からの医師を呼ぶ必要があったといいます。

 

彼は自分の命をかけて「自分の信念」
つら抜いたのです。

 

それは彼が「自分の信念をなりより
大切に考えていた」からです。

 

彼は「やっていないことを認めて刑を軽くするより、
やっていないという自分の信念を貫く」と
実際にそれを実行したのです。

 

本来、自分の信念を「大切」にするとは
これくらいの覚悟がなければいけないのかもしれません。

 

ペットでも「大切」に思うなら家族として
死ぬまで面倒を見る「覚悟」が要ると思います。

 

途中でペットがいらないと捨てる人がいますが、
それでは本当に大切にしているとは言えないでしょう。

 

大切とは、「大きく」「切る」と書く。
真っ二つに切られて殺される覚悟があって初めて、
本当に大切にすることができる。

 

あなたがもしこの言葉に感銘を受けたなら、
強い「覚悟」を持って、大切なものを守ってみてください。