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正義とはその個人の常識という考えにすぎない(No.121)

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「正義なんてない。あるのはその人の「正義」(常識)だけ。「正義」とは特定の誰かに都合がいい解釈であって、全てが自由なこの宇宙にたった1つの正義なんてあるわけはない。だからこそ全ての人にその人の「正義」(常識)があると認め、それを尊重することだ。」

 

こんにちは。アラッチです。
今日も幸せになる上記の言葉の意味をお伝え致します。

 

人間誰にでも「正義」=正しい
と思うことが必ずあります。

 

それを別名「常識」といい、
その人の信念・価値観の基準になっています。

 

世界には73億人の人がいて、
その73億通りの「正義」(常識)が存在するわけです。

 

一般的に「悪」と言われているアルカイダイスラム
の人々さえ、本人は「正義」(常識)だと考え、行動しているのです。

 

作家の芥川竜之介は、
「常識(正義)とは、その人の考えに過ぎない」と言っています。

 

言い換えれば「正義」(常識)とは、
ある特定の誰かにとっての都合のいい解釈(考え)とも言えるのです。

 

自由な宇宙では、「全ての物事に意味付けはない」のです。
物事の意味とは、人間が勝手につけた「理屈」に過ぎないのです。

 

「正義」(常識)も特定の誰かが意味づけした理屈(考え)
でしか、実際にないのです。

 

全ての物事には2面性、
正反対の価値観が同時に存在します。

 

例えば「正義」と「悪」、「常識」と「非常識」、「上」と「下」
「肯定」と「否定」、「自由」と「拘束」・・・・・

その価値観のバランスによって
この世界にはたくさんの価値観・信念「正義」が存在するのです。

 

その正反対の価値観(信念)は
お互いにぶつかり合い、時に憎しみ合います。

 

例えば「平和が好き」という人がいます。
それは逆に言えば「戦争は嫌い」ということになるのです。
戦争が好きで必要な人には、「邪魔」(悪)な意見なのです。

 

アルカイダが自分たちの行為を「聖戦」と呼びますが、
襲われた国では「テロ」と呼びます。

 

このように正反対の「正義」は
お互いに対立して、永遠に意見は平行線のままなのです。

 

宇宙に存在する全てのものは同じエネルギーから
出来ています。

 

素粒子とは、この世界の物質を分解していった際の
最小の粒子です。(分子や元素より小さいです)

 

その素粒子は宇宙の全ての存在を構成しています。
大きな視点で見ると、我々人間は宇宙の「1つの細胞」で、
宇宙は「1つの生命体」です。

 

つまり、この宇宙の全ての存在が、
肉体や精神(価値観・信念)が違うだけの
「設定の違う自分」なのです。

 

あなたが憎む価値観の違う相手も、
「正義」価値観・信念が違うだけの同じ存在なのです。

 

もし、あなたが相手と同じ肉体と精神で生まれ、
相手と同じ環境(国・家庭)に育ち、
同じ教育(宗教)を受けたらどうでしょう?

 

あなたはその相手と全く同じことをしているはずなのです。

 

価値観の違う相手の「正義」を変えることは非常に難しい。
ほぼ無理でしょう。

 

しかし、自分が相手の考えを見てそういうのもあると認め、
「同じ存在として尊重する」ことはできるはずです。

 

またそういうふうに価値観の違う相手を受け入れない(許す)と
永遠にお互いに対立し、憎しみあうことになります。
それではお互いに苦しみ、辛いからです。

 

受け入れる(許す)といっても
自分の信念を変えて相手の信念にしろというわけではなく、
自分と正反対の考え(信念)もあるんだと認めることです。

 

例えれば、恋愛は男と女でするものだと意見に固執せず(絶対反対せず)、
男と男(ゲイ)や、女と女(レズ)もOKだよとすることです。

 

全ての人にその人の「正義」(常識)があると認め、
それを理解した上で、相手を同じ存在として「尊重」する。

 

言うのは簡単ですが、
実行はなかなか難しいかもしれません。

 

しかし、そうしなければ自分の幸せにとってよくありません。
いつまでも憎しみ合い、対立していたのでは自分が苦しく辛いからです。

 

自分の幸せ=自己満足を第1に考え、生きてみてください。
本当にそれを理解したとき、この話の本当の意味が理解できるでしょう。

 

ぜひやってみてください。