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世界の全ての刺激を[最高と確信]できれば、永遠の満足が得られる!(No.193)

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「世界の全ての刺激を[最高と確信]できれば、永遠の満足が得られる!」

 

こんにちは。「あらっち」です。
今日は、「仏教の悟り」について話をします。

 

仏教には、「三法印」という基本となる3つの教えがあります。
その中に涅槃寂静(ねはんじゃくじょう)」という教えがあります。

 

その教えは「悟り(真理)を得ることで、
安らかな境地(永遠の満足)に達することができる」というものです。

 

そのために全てのモノゴトを「あるがまま」に
見ることが大切だと教える。

 

「あるがまま」とは、今ここでどんなことが起きても、
そのこと自体を良いとか悪いとか判断せずに、
ただそのまま「この出来事が起きている」と
何のジャッジ(判断)もせずに客観的に認めること。

 

つまり簡単に言えば、
どんな出来事も「何の価値も、意味もなく、ただ起きている」
と考えて見ろということです。

 

でもそれは非常に難しいというか、はっきり言って無理・できません。

 

なぜなら、人間の脳には全ての出来事(刺激)に自動で
意味・価値付けをするRAS機能があるからです。

 

人間が世界から受け取るデーターは膨大です。
そのため、脳内ではデーター処理を自動化する仕組みがあります。
つまりこの刺激は良いとか、悪いとか、「脳」が勝手に判断してしまうのです。

 

また人間の「思考」と「感情」は連動しています。
例えば、ある出来事を「最高」と考えれば、「最高」と感じ、気持ちよくなります。
逆に、ある出来事を「最低」と考えれば、「最低」と感じ嫌な気分になります。

 

だからその「あるがまま」の意味では、何の感情も起きない。
つまり、何のやる気もおきず、行動も起きないのです。

 

よく仏教関係者が「虚無感」に襲われる精神疾患にかかると言いますが、
この「あるがまま」の教えの影響があると考えます。

 

もちろん、この教えにも利点があります。
何の感情も起きない=マイナス感情を抑え、ネガティブ感情を抑える効果です。

 

以前、私は仏教関係者から
「幸せ」とは、ネガティブ感情がない状態と聞いたことがあります。
でも、それでは行動の原動力(動機)や喜びが失われてしまうと考えています。
この世界に「生きている意味がまったくない」からです。

 

よく「人生は修行だ」という方がいます。
その方は「修行」と考えるから、「苦難は自分の成長のチャンス」
と捉えられ、その考えが行動の原動力になり、頑張れるのです。

 

でも「人生には何の成長も一切なく、ただ現象が起きているだけだ」
と考えれば、虚しくなり、頑張りたくなく、何もしなくなります。

 

そこで私は考えました。「あるがまま」の意味が違うのではないかと。

 

「あるがまま」とは、今ここでどんなことが起きても、
そのこと自体を良いとか悪いとか判断せずに、
ただそのまま「この出来事が起きている」と
何のジャッジ(判断)もせずに客観的に認めることです。

 

私が考える「あるがまま」とは、
世界の全てのモノゴトの2面性・長所と短所を明確に分析・判断し、
その長所を採用し「最高」と感じ、常に快感を感じ上機嫌でいることです。

 

簡単に言えば、モノゴトをただ起きているとみるのは無理だから、
最初から全ての刺激を「最高」だと考えたらいいのでは?ということです。


永遠に満足するためには、
時間的に連続する全てのモノゴト(刺激)を「最高だ」と
連続で考え、感じられればいいのではと考えたのです。

 

そうすれば、ずっと上機嫌で幸せでいられる
「永遠の満足」が手に入るということです。

 

例えば、「困難」は面倒で大変な短所があるので悪いことだと考えがちですが、
困難が人を成長させる長所があります。

 

短所ばかり考えていればネガティブになりますが、
長所を採用すればポジティブに考えられ積極的に頑張れます。
困難があっても上機嫌でいられるのです。

 

また自分に困難(イライラ)をもたらす人も長所を見て、
「自分に困難を与えて自分を成長させてくれる大切な先生」
とみればありがたく感じ、イライラしなくなります。

 

スピリチュアルの世界で「引き寄せの法則」というものがあります。
自分の強く信じることが現実化されるという法則です。

 

世界のすべての刺激(出来事・存在)が「最高」だと確信できれば、
最高と感じられる現実(永遠の満足)が引き寄せられるのです。

 

短所を長所に変換する習慣を身につけても、嫌だと感じることは絶対あります。
だがずっと長い間そう考える習慣(思い込み)を続けていると
そのうち本当にそう思えてくるものです。

 

これはいつも幸せでいることのポイントの9割以上を占めるとても大切な要素です。

 

ぜひやってみてください。